JAX パイロコートFGとは?特徴や注意点についてご紹介
JAX パイロコートFGは、高温工程のチェーンを保護する食品機械用潤滑油です。高い耐熱性能を実現し、国内外の様々な食品工場で使用されています。この記事では、JAX パイロコートFGの特長や用途について徹底解説します!
JAX パイロコートFGとは
食品工場の焼成工程で、抜群の能力を発揮する食品機械用の耐熱潤滑油です。もちろんH1認証の潤滑油で、万が一製品に混入しても安心です。食品環境下にあるすべてのコンベヤチェーン、ベアリング、ピボットに対して、優れた潤滑膜を形成します。
JAX パイロコートFGの特長
ここでは、JAX パイロコートFGの以下の2つの特長について解説します。
- 高温に強いH1潤滑油
- スラッジを形成させない
特長①:高温に強いH1潤滑油
200~300℃のオーブンで使用する潤滑油でよくご相談をいただく内容は、潤滑油を塗布したがすぐ乾いてしまい、チェーンのひび割れが発生しまった、金属粉と潤滑油が混ざり、チェーンに固着(スラッジの発生)してしまった…などのご相談をいただきます。多くの原因は、潤滑油が高温環境に耐えられなくなった結果ですが、パイロコートFGをご選択いただくと、この問題は解決します。その理由は、下記のグラフを見てください。
このグラフは、250℃の温度で4時間後に潤滑油が、どれだけの損失があったかを分析した結果です。パイロコートFGは、ロスが少なく、製品の揮発性に大きな差があることがわかりました。この結果では、パイロコートFGが約3倍長持ちすることがわかります。高温の環境下で製造することが多い製パン・製オーブンに関連する業務において、重宝される食用機械潤滑油といえるでしょう。
特長②:スラッジを形成させない
潤滑油が、チェーンのピンやブッシュといった細部まで保護ができないと、金属の部品同士が削られて生じる摩耗粉が発生します。この摩耗粉と潤滑油が絡み、ドロっとした液状に状態が変化していきます。これがスラッジの初期段階です。液状のスラッジは、細部まで浸透すべき潤滑油の弊害となることで、より金属同士の摩耗を発生させるサイクルをつくります。
更に、高温に熱せられた潤滑油は、液状から固体へと状態が変化し、上記写真のようにチェーンに固着します。パイロコートFGは、細部まで浸透し、チェーンを保護します。金属同士の摩耗を防ぎ、スラッジを形成させないことも特長です。
▼スラッジレスについてコチラの動画で詳しく解説しました。
用途
焼く、乾燥させるといった高温度環境の食品機械用チェーンにおススメです。また、ギヤやベアリングで、耐摩耗性や高温耐性が必要な箇所にも使用可能です。ご相談は、ぜひお問い合わせください。
注意点
鉱物油やほとんどの合成油と混ざっても問題ありませんが、最適な性能を発揮させるためには、一度チェーンをきれいにした後に使用開始することをお勧めいたします。なお、ポリグリコールタイプの潤滑油とは相性が良くありません。交換前に十分なフラッシングが必要です。
まとめ
JAX パイロコートFGは、「高温に強い」「スラッジを形成させない」H1認証の潤滑油です。チェーンの動きや音が気になる場合、チェーンの細部へ潤滑油がうまく浸透しておらず、金属部分が摩耗している可能性があります。適切な潤滑油を使用し、チェーン寿命を延ばしませんか。コストダウンにもつながります。現在、サンプル4リットルを無料で配布していますまずはお試しで使ってください。