油には様々な種類があり、それぞれの用途に応じて使い分けをされています。
たとえば、「安全性」と「潤滑性」といった部分から見ると、もっとも安全度が高いのは植物油です。これは食べても問題ありませんが、潤滑性能が低いため、機械の潤滑油としては向きません。植物油とは逆に、潤滑性能が高いのは工業用潤滑油。しかし、こちらは主には石油で出来ていますので安全性が低く、食品工業用潤滑油には向きません。
現在、世界的に標準となっている食品機械潤滑剤は「NSF H1規格」のものです。しかし、従来のH1は安全性は高いものの、潤滑性能はよくありませんでした。価格も高く、日本では敬遠されがちでした。
それに対し、「JAXプルーファーチェーンオイル」は潤滑性能が非常に高いのが特徴です。特殊配合の極圧材と耐摩耗剤により優れた保油性を発揮し、摩耗と故障を防ぎます。水の多い場所でも機械の寿命を飛躍的に伸ばす100%合成油です。